top of page


企業法務の在り方 Part.09 -契約書雛形-
企業法務の業務範囲はとても広いです。専門性の高い業務や、幅広い知識と深めの経験値を求められる業務など様々です。そのような状況の中で、企業法務の皆さんは会社、役員、部門・部署、従業員の方々からの要請・依頼に十分に応えられるかどうか。いろいろな角度を通して、皆さんの会社それぞれの企業法務の在り方を確認してみましょう。 会社が契約書雛形を持つことの意義① 今回の記事では、皆さんの会社にもある「契約書の雛形」について法務と内部統制の観点から皆さんと一緒に考えてみたいと思います。この「企業法務の在り方」シリーズでは、本来は法務の観点のみを扱うところですが、先般の記事「 IPO準備/上場会社でひと工夫Part.24-内部統制とリテラシー教育- 」でご紹介したとおり、法務にも内部統制の要素が含まれていることから若干ですが触れたいと思います。 会社が契約書雛形を持つことは一般的ですが、それではなぜ雛形を持つのか、強いて言えばなぜ雛形を持たなくてはならないのかを考えたことはありますか?雛形を持つことの意義は次のように考えられています。 <契約書雛形を持つ意義>
3月15日読了時間: 7分


IPO準備/上場会社でひと工夫Part.23-リテラシー教育⑤-
IPO準備会社と上場会社。それぞれ立場は違いますが、意外にもその悩みどころや解決策に共通点があります。ここではその " ひと工夫 " をご紹介します。 今回も「リテラシー教育」のひと工夫を取り上げます。 不祥事はすべて「リテラシー不足」で説明できます① 前回の記事「 IPO準備/上場会社でひと工夫Part.22-リテラシー教育④- 」の続きとなります。このリテラシー教育については、社内教育(社内研修)の枠では説明しきれない、上場会社・IPO準備会社にとってはとても重要な事柄ですので、少々長いですが連載しております。 会社の不祥事はすべて「リテラシー不足」で説明がつきますし、いくら素晴らしい商品・サービスを提供している会社でも「リテラシー不足」のために悲しい結果を見た会社はたくさんあります。 あまり芳しくない事例として挙げるのは申し訳ないのですが、2022年頃から五月雨式に自動車業界全体で発覚した認証試験データの改ざん等不正行為をみてみたいと思います。 一連の認証試験データの改ざん等不正行為は、世間ではコンプライアンス、ガバナンス違反とし
3月1日読了時間: 6分


IPO準備/上場会社でひと工夫Part.22-リテラシー教育④-
IPO準備会社と上場会社。それぞれ立場は違いますが、意外にもその悩みどころや解決策に共通点があります。ここではその " ひと工夫 " をご紹介します。 今回も「リテラシー教育」のひと工夫を取り上げます。 会社の不祥事の大きな原因はリテラシー教育不足② 前回の記事「 IPO準備/上場会社でひと工夫Part.21-リテラシー教育③- 」の続きとなります。 このリテラシー教育については、社内教育(社内研修)の枠では説明しきれない、上場会社・IPO準備会社にとってはとても重要な事柄です。 強いて言えば、会社にリテラシーの基盤が無ければ、上場することや上場維持することは難しいと考えます。その事例として、前回の記事では直近の TDnet(適時開示情報閲覧サービス) に公表された某社の不適切な会計処理事案をご紹介しました。今回の記事でもこの不適切な会計処理事案の調査報告書を用いて、リテラシー教育について皆さんと一緒に考えてみたいと思います。 不祥事事案の形は様々ありますが、ごく一部の部門・従業員等による限定的なものというよりは、組織/会社ぐるみで関わって
2月22日読了時間: 6分


IPO準備/上場会社でひと工夫Part.21-リテラシー教育③-
IPO準備会社と上場会社。それぞれ立場は違いますが、意外にもその悩みどころや解決策に共通点があります。ここではその " ひと工夫 " をご紹介します。 今回は、以前に取り上げました「リテラシー教育」のひと工夫を再度取り上げます。 会社のリテラシー教育は重要 今から1年半前の2024年07月、09月に「IPO準備/上場会社でひと工夫」シリーズでこのリテラシー教育について皆さんと一緒に考えてみました。そのときは、会社におけるリテラシー教育の大切さと意識を高めるリテラシー教育のお勧めをしました。( IPO準備/上場会社でひと工夫 Part.13 -リテラシー教育のひと工夫- 、 同Part.14 -リテラシー教育のひと工夫②- をご参照ください。)それから1年後の2025年10月に、 TDnet(適時開示情報閲覧サービス) に某社の不適切な会計処理事案が公表されたことは、皆さんのご記憶にあるかと思います。その事案の調査報告書(某社の特別調査委員会によるもの)が直近のTDnetで公表されていることをご存知でしょうか。これはぜひ皆さんにも読んでいただき
2月15日読了時間: 7分


管理系部門がIPO準備でやることPart.21 -人事編⑨-
「管理系部門がIPO準備でやること」について、今回も引き続き人事編です。 ここ数回、以下の記事でIPO準備期の人事の役割についてご紹介しながら皆さんと一緒に考えております。これまでの人事編は以下のとおりです。 管理系部門がIPO準備でやること Part.05 - 人事編 - 〃 Part.14 - 人事編② - 〃 Part.15 - 人事編③ - 〃 Part.16 - 人事編④ - 〃 Part.17 - 人事編⑤ - 〃 Part.18 - 人事編⑥ - 〃 Part.19 - 人事編⑦ - 〃 Part.20 - 人事編⑧ -(前回の記事) なぜここまでIPO準備期の会社での人事を取り上げているかというと、他の会社の人事の業務と比べて少々違う点があること。また、業務それぞれを個別にみると、他の会社の人事の業務とは明らかに違うかたちの活動を行い、その業務量は増加するからです。 今回の記事では、人材教育のうちガバナンス教育について皆さんと一緒に考えてみたいと思います。 IPO準備期の人材教育
1月11日読了時間: 7分


管理系部門がIPO準備でやることPart.20 -人事編⑧-
「管理系部門がIPO準備でやること」について、今回も引き続き人事編です。 ここ数回、以下の記事でIPO準備期の人事の役割についてご紹介しながら皆さんと一緒に考えております。これまでの人事編は以下のとおりです。 管理系部門がIPO準備でやること Part.05 - 人事編 - 〃 Part.14 - 人事編② - 〃 Part.15 - 人事編③ - 〃 Part.16 - 人事編④ - 〃 Part.17 - 人事編⑤ - 〃 Part.18 - 人事編⑥ - 〃 Part.19 - 人事編⑦ - なぜここまでIPO準備期の会社での人事を取り上げているかというと、他の会社の人事の業務と比べて少々違う点があること。また、業務それぞれを個別にみると、他の会社の人事の業務とは明らかに違うかたちの活動を行い、その業務量は増加するからです。 今回の記事では、人材教育について皆さんと一緒に考えてみたいと思います。 IPO準備期の人材教育で心掛けたいこと① これまで数回に分け、IPO準備期の会社の人事がやることと
1月4日読了時間: 7分


管理系部門がIPO準備でやることPart.19 -人事編⑦-
「管理系部門がIPO準備でやること」について、今回も引き続き人事編です。 ここ数回、以下の記事でIPO準備期の人事の役割についてご紹介しながら皆さんと一緒に考えております。これまでの人事編は以下のとおりです。 管理系部門がIPO準備でやること Part.05 - 人事編 - 〃 Part.14 - 人事編② - 〃 Part.15 - 人事編③ - 〃 Part.16 - 人事編④ - 〃 Part.17 - 人事編⑤ - 〃 Part.18 - 人事編⑥ - なぜここまでIPO準備期の会社での人事を取り上げているかというと、他の会社の人事の業務と比べて少々違う点があること。また、業務それぞれを個別にみると、他の会社の人事の業務とは明らかに違うかたちの活動を行い、その業務量は増加するからです。 今回の記事では、かなりピンポイントですが、前回に引き続き給与計算について皆さんと一緒に考えてみたいと思います。 IPO準備期の給与計算で心掛けたいこと⑤ 前回の記事「 管理系部門がIPO準備でやることPart.18
2025年12月28日読了時間: 7分


管理系部門がIPO準備でやることPart.18 -人事編⑥-
「管理系部門がIPO準備でやること」について、今回も引き続き人事編です。 ここ数回、以下の記事でIPO準備期の人事の役割についてご紹介しながら皆さんと一緒に考えております。これまでの人事編は以下のとおりです。 管理系部門がIPO準備でやること Part.05 - 人事編 - 〃 Part.14 - 人事編② - 〃 Part.15 - 人事編③ - 〃 Part.16 - 人事編④ - 〃 Part.17 - 人事編⑤ - なぜここまでIPO準備期の会社での人事を取り上げているかというと、他の会社の人事の業務と比べて少々違う点があること。また、業務それぞれを個別にみると、他の会社の人事の業務とは明らかに違うかたちの活動を行い、その業務量は増加するからです。 今回の記事では、かなりピンポイントですが、給与計算について皆さんと一緒に考えてみたいと思います。 IPO準備期の給与計算で心掛けたいこと③ 前回の記事「 管理系部門がIPO準備でやることPart.17 -人事編⑤- 」では、IPO準備期の会社の給与計算と他の
2025年12月21日読了時間: 7分


管理系部門がIPO準備でやることPart.17 -人事編⑤-
「管理系部門がIPO準備でやること」について、今回も引き続き人事編です。 ここ数回、以下の記事でIPO準備期の人事の役割についてご紹介しながら皆さんと一緒に考えております。これまでの人事編は以下のとおりです。 管理系部門がIPO準備でやること Part.05 - 人事編 - 〃 Part.14 - 人事編② - 〃 Part.15 - 人事編③ - 〃 Part.16 - 人事編④ - なぜここまでIPO準備期の会社での人事を取り上げているかというと、他の会社の人事の業務と比べて少々違う点があること。また、業務それぞれを個別にみると、他の会社の人事の業務とは明らかに違うかたちの活動を行い、その業務量は増加するからです。 今回の記事では、かなりピンポイントですが、給与計算について皆さんと一緒に考えてみたいと思います。 IPO準備期の給与計算で心掛けたいこと① まずはじめに、なぜIPO準備期の給与計算について取り上げるのかを説明します。 IPO準備期の給与計算については、その「やること」自体が他の会社の給与計算と少々
2025年12月14日読了時間: 7分


管理系部門がIPO準備でやることPart.16 -人事編④-
「管理系部門がIPO準備でやること」について、今回も引き続き人事編です。 ここ数回(「 管理系部門がIPO準備でやること Part.05 - 人事編 - 」、「 Part.14 - 人事編② - 」、「 Part.15 - 人事編③ - 」)IPO準備期の人事の役割についてご紹介しながら皆さんと一緒に考えております。繰り返しになりますが、 なぜここまでIPO準備期の会社での人事を取り上げているかというと、他の会社の人事の業務と比べて少々違う点があること。また、業務それぞれを個別にみても、他の会社の人事の業務とは明らかに違うかたちの活動を行うからです。 今回は前回の労務管理の続きを、皆さんと一緒に考えてみたいと思います。 IPO準備期の労務管理で心掛けたいこと④ 労務管理は、労働条件や労働環境を整備し管理することが大きな目的であり、実際の業務は労働条件の管理、勤怠管理、給与計算、社会保険手続き、福利厚生制度、労働環境の管理(安全衛生管理)など多岐にわたります。先に挙げた業務を分解すると、2つの要素に分けられます。それは、 「法令等の遵守」と「従
2025年12月7日読了時間: 7分


管理系部門がIPO準備でやることPart.15 -人事編③-
「管理系部門がIPO準備でやること」について、今回も引き続き人事編です。 IPO準備期の採用で心掛けたいこと③ 前々回の記事「 管理系部門がIPO準備でやること Part.05 - 人事編 - 」、前回の記事「 Part.14 - 人事編② - 」では、IPO準備期の人事の役割やIPO準備期の採用で心掛けたいことについてご紹介しました。 なぜここまでIPO準備期の会社での人事を取り上げているかというと、他の会社の人事の業務と比べて少々違う点があること。また、業務それぞれを個別にみても、例えば採用に関しては他の会社の採用活動とは明らかに違うかたちの活動を行うからです。 これはIPO準備期の会社に在職された経験のある人事の皆さんであれば、共感していただけるのではないでしょうか。 IPO準備中の会社と他の会社の採用で明らかに違うのは、応募者数です。 募集要項に「必須要件:上場会社での〜経験、またはIPO準備期の会社での〜経験」と明記されているものが増えました。このような状況は、かなり昔の会社では考えられない採用活動です。なぜなら、「IPO準備する
2025年11月30日読了時間: 6分


管理系部門がIPO準備でやることPart.14 -人事編②-
「管理系部門がIPO準備でやること」について、以前に人事編をご紹介しましたが、今回は人事編②です。 IPO準備期の重要メンバー(切り札)としての人事担当② 以前2年前に人事編を取り上げましたが、改めて人事の皆さんがIPO準備でやることを一緒に考えてみたいと思います。 前回の記事「 管理系部門がIPO準備でやること Part.05 - 人事編 - 」では、IPO準備期の人事の役割についてご紹介しました。IPO準備会社での人事業務は他の会社と比べて、例えば役割、社内の雰囲気づくり・心配り等が少々違います。役割としては前回の記事でご紹介したように、通常の人事業務の他にIPO準備中/上場維持を目的とした人材採用や労務管理(勤怠管理を含む)の厳格化、人事考課制度の拡充、人材教育、組織・職務権限等組織制度の確立と徹底など、様々です。これに加え、前回の記事では触れませんでしたが、社内の雰囲気づくり・心配り等があります。 現在IPO準備会社の人事の皆さんは感じていると思いますが、IPO準備している会社内の雰囲気は少々独特です。 表現は難しいのですが、「穏
2025年11月23日読了時間: 7分


管理系部門がIPO準備でやること Part.13 -予実管理②-
「管理系部門がIPO準備でやること」について、数回に分けて説明・ご紹介しています。 今回は、特定の部門・部署ではなく、予実管理の業務②です。 予実(予算実績)管理は大切な業務② 以前の記事「 管理系部門がIPO準備でやること Part.11 -予実管理編-...
2025年9月28日読了時間: 7分


IPO準備/上場会社でひと工夫 Part.20 - ガバナンスと規程・業務マニュアル -
IPO準備会社と上場会社。それぞれ立場は違いますが、意外にもその悩みどころや解決策に共通点があります。ここではその " ひと工夫 " をご紹介します。 今回は、ガバナンスと規程、業務マニュアルの関係についてです。 規程・業務マニュアルはなぜ必要なのか?...
2024年11月24日読了時間: 7分


IPO準備/上場会社でひと工夫 Part.19 - 規程と業務マニュアル⑤ -
IPO準備会社と上場会社。それぞれ立場は違いますが、意外にもその悩みどころや解決策に共通点があります。ここではその " ひと工夫 " をご紹介します。 今回は、規程と業務マニュアルのひと工夫・その5です。 業務マニュアル・きめ細かい内容は何のため? これまでの記事...
2024年11月17日読了時間: 6分


IPO準備/上場会社でひと工夫 Part.18 - 規程と業務マニュアル④ -
IPO準備会社と上場会社。それぞれ立場は違いますが、意外にもその悩みどころや解決策に共通点があります。ここではその " ひと工夫 " をご紹介します。 今回は、規程と業務マニュアルのひと工夫・その4です。 規程と業務マニュアル・何を書いている? これまでの記事...
2024年11月10日読了時間: 7分


IPO準備/上場会社でひと工夫 Part.17 - 規程と業務マニュアル③ -
IPO準備会社と上場会社。それぞれ立場は違いますが、意外にもその悩みどころや解決策に共通点があります。ここではその " ひと工夫 " をご紹介します。 今回は、規程と業務マニュアルのひと工夫・その3です。 規程と業務マニュアル・テクニックの落とし穴① 前々回の記事...
2024年11月3日読了時間: 6分


企業法務の在り方 Part.08 - 内部統制と法務 -
企業法務の業務範囲はとても広いです。専門性の高い業務や、幅広い知識と深めの経験値を求められる業務など様々です。そのような状況の中で、企業法務の皆さんは会社、役員、部門・部署、従業員の方々からの要請・依頼に十分に応えられるかどうか。いろいろな角度を通して、皆さんの会社それぞれ...
2024年10月13日読了時間: 7分


IPO準備/上場会社でひと工夫 Part.14 - リテラシー教育のひと工夫② -
IPO準備会社と上場会社。それぞれ立場は違いますが、意外にもその悩みどころや解決策に共通点があります。ここではその " ひと工夫 " をご紹介します。 今回は、「リテラシー教育」のもうひとつのひと工夫です。 会社は「リテラシー教育の場」②...
2024年9月29日読了時間: 7分


管理系部門がIPO準備でやること Part.12 - 組織編成編 -
「管理系部門がIPO準備でやること」について、数回に分けて説明・ご紹介しています。 今回も特定の部門・部署ではなく、組織編成についてです。 組織編成の在り方 組織編成は会社にとって大切です。 会社の組織図を見ることで、その会社の今の状況がわかりますし、どのようなガバナ...
2024年9月8日読了時間: 9分
bottom of page