top of page


企業法務の在り方 Part.09 -契約書雛形-
企業法務の業務範囲はとても広いです。専門性の高い業務や、幅広い知識と深めの経験値を求められる業務など様々です。そのような状況の中で、企業法務の皆さんは会社、役員、部門・部署、従業員の方々からの要請・依頼に十分に応えられるかどうか。いろいろな角度を通して、皆さんの会社それぞれの企業法務の在り方を確認してみましょう。 会社が契約書雛形を持つことの意義① 今回の記事では、皆さんの会社にもある「契約書の雛形」について法務と内部統制の観点から皆さんと一緒に考えてみたいと思います。この「企業法務の在り方」シリーズでは、本来は法務の観点のみを扱うところですが、先般の記事「 IPO準備/上場会社でひと工夫Part.24-内部統制とリテラシー教育- 」でご紹介したとおり、法務にも内部統制の要素が含まれていることから若干ですが触れたいと思います。 会社が契約書雛形を持つことは一般的ですが、それではなぜ雛形を持つのか、強いて言えばなぜ雛形を持たなくてはならないのかを考えたことはありますか?雛形を持つことの意義は次のように考えられています。 <契約書雛形を持つ意義>
3 日前読了時間: 7分


IPO準備/上場会社でひと工夫Part.22-リテラシー教育④-
IPO準備会社と上場会社。それぞれ立場は違いますが、意外にもその悩みどころや解決策に共通点があります。ここではその " ひと工夫 " をご紹介します。 今回も「リテラシー教育」のひと工夫を取り上げます。 会社の不祥事の大きな原因はリテラシー教育不足② 前回の記事「 IPO準備/上場会社でひと工夫Part.21-リテラシー教育③- 」の続きとなります。 このリテラシー教育については、社内教育(社内研修)の枠では説明しきれない、上場会社・IPO準備会社にとってはとても重要な事柄です。 強いて言えば、会社にリテラシーの基盤が無ければ、上場することや上場維持することは難しいと考えます。その事例として、前回の記事では直近の TDnet(適時開示情報閲覧サービス) に公表された某社の不適切な会計処理事案をご紹介しました。今回の記事でもこの不適切な会計処理事案の調査報告書を用いて、リテラシー教育について皆さんと一緒に考えてみたいと思います。 不祥事事案の形は様々ありますが、ごく一部の部門・従業員等による限定的なものというよりは、組織/会社ぐるみで関わって
2月22日読了時間: 6分


IPO準備/上場会社でひと工夫Part.21-リテラシー教育③-
IPO準備会社と上場会社。それぞれ立場は違いますが、意外にもその悩みどころや解決策に共通点があります。ここではその " ひと工夫 " をご紹介します。 今回は、以前に取り上げました「リテラシー教育」のひと工夫を再度取り上げます。 会社のリテラシー教育は重要 今から1年半前の2024年07月、09月に「IPO準備/上場会社でひと工夫」シリーズでこのリテラシー教育について皆さんと一緒に考えてみました。そのときは、会社におけるリテラシー教育の大切さと意識を高めるリテラシー教育のお勧めをしました。( IPO準備/上場会社でひと工夫 Part.13 -リテラシー教育のひと工夫- 、 同Part.14 -リテラシー教育のひと工夫②- をご参照ください。)それから1年後の2025年10月に、 TDnet(適時開示情報閲覧サービス) に某社の不適切な会計処理事案が公表されたことは、皆さんのご記憶にあるかと思います。その事案の調査報告書(某社の特別調査委員会によるもの)が直近のTDnetで公表されていることをご存知でしょうか。これはぜひ皆さんにも読んでいただき
2月15日読了時間: 7分


J-SOX2023年改訂で内部統制がやるべきこと Part.10 -評価範囲④-
2023年04月企業会計審議会(金融庁)において改訂版・ 内部統制報告制度(J-SOX2023改訂版) が発表されました。15年ぶりの改訂です。 今回は、評価範囲です。 評価範囲の大切さへの理解度がカギ① 2023改訂版 「財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準並びに財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する実施基準の改訂について(意見書)」(企業会計審議会・金融庁) (*以下「J-SOX2023改訂版」といいます)では、基本的要素など大きな改訂箇所があることはすでに皆さんもご存知のとおりです。2023年04月に改訂されていますのでもうすでに目新しい内容ではないと感じるかもしれませんが、現在であっても意外と改訂箇所に関する認識が緩い会社があると感じています。 その感じている理由は、今回の記事のテーマである「評価範囲」について、J-SOX2023改訂版がなぜこの評価範囲についてかなり大きく変更することとなったのかの理由と目的についての理解が深まっていないことが原因ではないかと思ったからです。 TDNET(適時開示情報閲覧サービス)..
2月8日読了時間: 8分


内部統制に向き合う Part.16-内部統制基本方針-
2023年04月内部統制報告制度(J-SOX2023改訂版) が15年ぶりに改訂されて内部統制が様変わりし、皆さんの会社では豊富な知識と蓄積された経験をもとに日々内部統制を進化させていることと思います。その知識と経験をいったん振り返って整理し、さらに実践に役立つ戦略・戦術として活かすことを考えてみたいと思います。 今回は、全社統制(以下「CLC」といいます)に関連して内部統制基本方針です。 【参考となる書籍・資料】 ・ 財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準 (企業会計審議会・金融庁) ・ 財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する実施基準 (企業会計審議会・金融庁) ・ 今から始める・見直す 内部統制の仕組みと実務がわかる本 (浅野雅文著・中央経済社) ・ 監査・保証実務委員会報告第82号「財務報告に係る内部統制の監査に関する実務上の取扱い」 (日本公認会計士協会) ・ 会社法 / 会社法施行規則 内部統制基本方針の捉え方 前回の記事「 内部統制に向き合う Part.15-全社統制②- 」までのところで、内部統制の各統制(CLC,
2月1日読了時間: 8分


内部統制に向き合う Part.15-全社統制②-
2023年04月内部統制報告制度(J-SOX2023改訂版)が15年ぶりに改訂されて内部統制が様変わりし、皆さんの会社では豊富な知識と蓄積された経験をもとに日々内部統制を進化させていることと思います。その知識と経験をいったん振り返って整理し、さらに実践に役立つ戦略・戦術として活かすことを考えてみたいと思います。 今回も全社統制(以下「CLC」といいます)です。 【参考となる書籍・資料】 ・ 財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準 (企業会計審議会・金融庁) ・ 財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する実施基準 (企業会計審議会・金融庁) ・ 今から始める・見直す 内部統制の仕組みと実務がわかる本 (浅野雅文著・中央経済社) ・ 監査・保証実務委員会報告第82号「財務報告に係る内部統制の監査に関する実務上の取扱い」 (日本公認会計士協会) 【お詫びと訂正】 前回の記事「 内部統制に向き合う Part.14-全社統制- 」において、 「この42項目の例は、J-SOXの実施基準「参考1」(88-90ページ)にあります。」 とご紹介しましたが
1月25日読了時間: 7分


内部統制に向き合う Part.14-全社統制-
2023年04月内部統制報告制度(J-SOX2023改訂版)が15年ぶりに改訂されて内部統制が様変わりし、皆さんの会社では豊富な知識と蓄積された経験をもとに日々内部統制を進化させていることと思います。その知識と経験をいったん振り返って整理し、さらに実践に役立つ戦略・戦術として活かすことを考えてみたいと思います。 今回は全社統制(以下「CLC」といいます)です。 【参考となる書籍・資料】 ・ 財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準 (企業会計審議会・金融庁) ・ 財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する実施基準 (企業会計審議会・金融庁) ・ 今から始める・見直す 内部統制の仕組みと実務がわかる本 (浅野雅文著・中央経済社) ・ 監査・保証実務委員会報告第82号「財務報告に係る内部統制の監査に関する実務上の取扱い」 (日本公認会計士協会) CLCは基礎の評価?/総合的な評価? 全社統制(CLC)の概要等については多くの書籍等で説明し尽くされていると思いますのでここでは割愛しますが、これから皆さんと一緒にCLCを考えてみるうちに、皆さん
1月18日読了時間: 8分


管理系部門がIPO準備でやることPart.21 -人事編⑨-
「管理系部門がIPO準備でやること」について、今回も引き続き人事編です。 ここ数回、以下の記事でIPO準備期の人事の役割についてご紹介しながら皆さんと一緒に考えております。これまでの人事編は以下のとおりです。 管理系部門がIPO準備でやること Part.05 - 人事編 - 〃 Part.14 - 人事編② - 〃 Part.15 - 人事編③ - 〃 Part.16 - 人事編④ - 〃 Part.17 - 人事編⑤ - 〃 Part.18 - 人事編⑥ - 〃 Part.19 - 人事編⑦ - 〃 Part.20 - 人事編⑧ -(前回の記事) なぜここまでIPO準備期の会社での人事を取り上げているかというと、他の会社の人事の業務と比べて少々違う点があること。また、業務それぞれを個別にみると、他の会社の人事の業務とは明らかに違うかたちの活動を行い、その業務量は増加するからです。 今回の記事では、人材教育のうちガバナンス教育について皆さんと一緒に考えてみたいと思います。 IPO準備期の人材教育
1月11日読了時間: 7分


管理系部門がIPO準備でやることPart.18 -人事編⑥-
「管理系部門がIPO準備でやること」について、今回も引き続き人事編です。 ここ数回、以下の記事でIPO準備期の人事の役割についてご紹介しながら皆さんと一緒に考えております。これまでの人事編は以下のとおりです。 管理系部門がIPO準備でやること Part.05 - 人事編 - 〃 Part.14 - 人事編② - 〃 Part.15 - 人事編③ - 〃 Part.16 - 人事編④ - 〃 Part.17 - 人事編⑤ - なぜここまでIPO準備期の会社での人事を取り上げているかというと、他の会社の人事の業務と比べて少々違う点があること。また、業務それぞれを個別にみると、他の会社の人事の業務とは明らかに違うかたちの活動を行い、その業務量は増加するからです。 今回の記事では、かなりピンポイントですが、給与計算について皆さんと一緒に考えてみたいと思います。 IPO準備期の給与計算で心掛けたいこと③ 前回の記事「 管理系部門がIPO準備でやることPart.17 -人事編⑤- 」では、IPO準備期の会社の給与計算と他の
2025年12月21日読了時間: 7分


内部統制に向き合う Part.13 -決算・財務報告プロセス③-
2023年04月内部統制報告制度(J-SOX2023改訂版)が15年ぶりに改訂されて内部統制が様変わりし、皆さんの会社では豊富な知識と蓄積された経験をもとに日々内部統制を進化させていることと思います。その知識と経験をいったん振り返って整理し、さらに実践に役立つ戦略・戦術として活かすことを考えてみたいと思います。 前回に引き続き、今回も決算・財務報告プロセス(以下「FCRP」といいます)です。 【参考となる書籍・資料】 ・ 財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準 (企業会計審議会・金融庁) ・ 財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する実施基準 (企業会計審議会・金融庁) ・ 今から始める・見直す 内部統制の仕組みと実務がわかる本 (浅野雅文著・中央経済社) ・ 監査・保証実務委員会報告第82号「財務報告に係る内部統制の監査に関する実務上の取扱い」 (日本公認会計士協会) 【FCRPのポイント④】「個別」で評価する勘定科目がカギ③ 前々回の記事「 内部統制に向き合う Part.11 -決算・財務報告プロセス①- 」では、FCRPは財務報
2025年11月16日読了時間: 7分


内部統制に向き合う Part.12 -決算・財務報告プロセス②-
2023年04月内部統制報告制度(J-SOX2023改訂版)が15年ぶりに改訂されて内部統制が様変わりし、皆さんの会社では豊富な知識と蓄積された経験をもとに日々内部統制を進化させていることと思います。その知識と経験をいったん振り返って整理し、さらに実践に役立つ戦略・戦術として活かすことを考えてみたいと思います。 前回に引き続き、今回も決算・財務報告プロセス(以下「FCRP」といいます)です。 【参考となる書籍・資料】 ・ 財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準 (企業会計審議会・金融庁) ・ 財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する実施基準 (企業会計審議会・金融庁) ・ 今から始める・見直す 内部統制の仕組みと実務がわかる本 (浅野雅文著・中央経済社) ・ 監査・保証実務委員会報告第82号「財務報告に係る内部統制の監査に関する実務上の取扱い」 (日本公認会計士協会) 【FCRPのポイント②】「個別」で評価する勘定科目がカギ① 前回の記事「 内部統制に向き合う Part.11 -決算・財務報告プロセス①- 」では、FCRPは財務報告
2025年11月9日読了時間: 8分


内部統制に向き合う Part.11 -決算・財務報告プロセス①-
2023年04月内部統制報告制度(J-SOX2023改訂版)が15年ぶりに改訂されて内部統制が様変わりし、皆さんの会社では豊富な知識と蓄積された経験をもとに日々内部統制を進化させていることと思います。その知識と経験をいったん振り返って整理し、さらに実践に役立つ戦略・戦術として活かすことを考えてみたいと思います。 今回は、決算・財務報告プロセス(以下「FCRP」といいます)です。 【参考となる書籍・資料】 ・ 財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準 (企業会計審議会・金融庁) ・ 財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する実施基準 (企業会計審議会・金融庁) ・ 今から始める・見直す 内部統制の仕組みと実務がわかる本 (浅野雅文著・中央経済社) ・ 監査・保証実務委員会報告第82号「財務報告に係る内部統制の監査に関する実務上の取扱い」 (日本公認会計士協会) FCRPは財務報告の信頼性の「結論」 これまでIT統制、業務プロセス(PLC)の順にみてきましたが、今回は決算・財務報告プロセス(FCRP)となります。すでに内部統制のご経験が長い
2025年11月2日読了時間: 8分


"発生事実(不祥事/不正行為)"が発生しない上場会社の内部監査 Part.22 -監査/評価の範囲②-
上場会社での発生事実(不祥事/不正行為)が跡を絶たない昨今、内部監査はその責務を果たすため、どのようにしたら良いでしょうか。 前回の続きを内部監査の目線でみていきます。 前回の記事「 "発生事実(不祥事/不正行為)"が発生しない上場会社の内部監査 Part.21...
2025年8月10日読了時間: 7分


"発生事実(不祥事/不正行為)"が発生しない上場会社の内部監査 Part.21 -監査/評価の範囲-
上場会社での発生事実(不祥事/不正行為)が跡を絶たない昨今、内部監査はその責務を果たすため、どのようにしたら良いでしょうか。 直近事例を内部監査の目線でみていきます。 最近になって 適時開示情報閲覧サービス(TDnet)...
2025年8月3日読了時間: 6分


"発生事実(不祥事/不正行為)"が発生しない上場会社の内部監査 Part.19 -人的リソース-
上場会社での発生事実(不祥事/不正行為)が跡を絶たない昨今、内部監査はその責務を果たすため、どのようにしたら良いでしょうか。 直近事例を内部監査の目線でみていきます。 最近、 適時開示情報閲覧サービス(TDnet)...
2025年7月13日読了時間: 7分


内部監査に向き合う Part.21 -情報システム⑥-
内部監査は会社・従業員にとってとても大切な働き・役割です。その働き・役割を遂行するためには、知識と経験と心構えが大切だと思います。それらをいったん振り返って整理し、さらに実践に役立つ戦略・戦術として活かすことを皆さんと一緒に考えてみたいと思います。...
2025年7月6日読了時間: 5分


内部監査に向き合う Part.17 -情報システム②-
内部監査は会社・従業員にとってとても大切な働き・役割です。その働き・役割を遂行するためには、知識と経験と心構えが大切だと思います。それらをいったん振り返って整理し、さらに実践に役立つ戦略・戦術として活かすことを皆さんと一緒に考えてみたいと思います。...
2025年6月8日読了時間: 6分


内部監査に向き合う Part.16 -情報システム①-
内部監査は会社・従業員にとってとても大切な働き・役割です。その働き・役割を遂行するためには、知識と経験と心構えが大切だと思います。それらをいったん振り返って整理し、さらに実践に役立つ戦略・戦術として活かすことを皆さんと一緒に考えてみたいと思います。...
2025年6月1日読了時間: 6分


内部監査に向き合う Part.09 - 監査手続② -
内部監査は会社・従業員にとってとても大切な働き・役割です。その働き・役割を遂行するためには、知識と経験と心構えが大切だと思います。それらをいったん振り返って整理し、さらに実践に役立つ戦略・戦術として活かすことを皆さんと一緒に考えてみたいと思います。 今回は監査手続②です。...
2025年4月13日読了時間: 6分


ブログをお読みになる前に
こちらのブログでは、約3〜5分でお読みいただける文章量で、 内部統制、内部監査、その他管理部門(Corp.部門)業務に関連する数々のお悩みについて、当社がどのようにお応えできるか 内部統制、内部監査、その他管理部門業務の一般的な疑問・質問について...
2022年7月24日読了時間: 2分
bottom of page